あちらを立てればこちらが立たず

血圧の高い人は塩分を控え、糖分、揚げ物などエネルギーの過剰摂取に注意しましょう。

良質のタンパク質はいいですね。たくさん摂ってください。血管を丈夫にします。

でも腎機能が弱っている人はタンパク質を摂りすぎないようにしましょう。

摂りすぎると排出されない物質が腎臓内に残り負担になります。

かつお、鶏レバーや豚レバーは鉄分が多く含まれています。

ですから貧血気味の人はたくさん摂ると良いですね。

でもプリン体を多く含むこれらの食品は腎機能が弱っている人は避けなければなりません。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の人はたけのこやセロリ、海草類、煮豆、うなぎなどは注意して下さい。

でも海藻類は高血圧、きのこ類は糖尿病などに良いです。

?・・・・・・、 いったい何をどう摂ったら良いのでしょうか?

栄養不足も栄養過多も同じようなもの。

行き着くところは、栄養バランスの良い食事です。

東京都病院経営本部が挙げている高血圧の人に対しての生活習慣は、

1 規則正しい生活をしましょう

2 適正な体重を維持しましょう

3 便秘にならないように気をつけましょう

4 禁煙しましょう

5 ストレスをなくすよう心がけましょう

6 適度な運動を毎日続けましょう

7 急激な温度差に注意しましょう

8 定期的に測定しましょう

9 薬を医師に処方されている場合、勝手に中断することはやめましょう

さらに、糖尿病の人に対しての生活習慣は、

正しい食習慣とともに、過食を避け、偏食せずに規則正しい食事をすること。

こんな当たり前のことしか言えないのはこれしかなく、それすら実践されていないから。

結局 規則正しい生活習慣と、バランスの取れた栄養。

現代の食環境はこれが意外と難しいんですね。