今日は体調がいいから病院へ行くかっ!

これはあるラジオ番組の投書。

「ん! ちょっとわかるかも。」と矛盾いっぱいのこのセリフにうなずいてしまう。

病院へ行く目的は処方薬をいただいて安心感を得るため?

全世界の1/6の薬を消費する「薬大国日本」を端的に表現しているセリフですね。

「そんなに強くない副作用ですよ。」そんな言葉に安心しますが、薬は必ず副作用を伴います。

お医者様のバイブル、ドクターズルール425は言っています。

  • 医者が診ようが診まいが、ほとんどの外来の病気は治るものである。
  • 投薬を中止して患者の状態が悪くなる様な薬はほとんどない。
  • 老人のほとんどは、服用している薬を中止すると体調がよくなる。

お医者様は病気を治すプロフェッショナルです。

先進的医療でからだによくない部分を導き出してくれます。

あなたの現在の症状を治癒するための努力をしてくれます。

しかし、健康な生活を提供するプロフェッショナルではありません。

健康で楽しい毎日の手助けをしてくれるわけではありません。

医療先進国のアメリカの医学部ですらわずか27%の大学でしか食事や栄養に関する授業が行われず、しかもその授業時間は年間わずか25時間だそうです。

日本はもっと遅れているようです。

免疫学の世界的権威 安保徹教授は講演会でこう話されました。

「人間の体は精緻なしくみによってしっかりと守られています。

運に左右されるようないい加減なものではありません。

体の無理、心の無理、などの日々の習慣が病気を作っています。」

健康に関するTV番組が毎日のように放送されていますが結論はいつもこうです。

○ よい睡眠をとる。

○ 過剰なストレスを受けない。

○ 適切な栄養を摂る。

○ 適切な運動をする。

これらを実行しなければどれだけ病院通いをしてもよくなる期待は低いですね。

健康は自分自身で作り出さなくてはなりませんね。