令 和 へ

令 和 という新時代を迎えました。

平成の30年間は戦争のない平和な時代でした。

「日本人は平和と水はただで手に入ると考えている。」と他国から揶揄されていました。

島国ゆえの「平和ボケ」「ぬるま湯」とも言われていました。

しかし戦争の脅威を感ずることなく、平和に暮らせたのは先人達の努力や犠牲のおかげ。

感謝を胸に、令和も平和が続くことを願います。

東京大学入学式の上野千鶴子教授のスピーチが話題になっています。

難関を乗り越えて鼻高々で意気揚々として臨んだ新入学生たちに向かって、

「頑張って報われたのは努力の成果ではありません。環境のおかげです」

「励まして、手を持って引き上げてくれたから。」

本人の大変な努力は認めています。

しかし勉強に専念できたのは周りがお膳立てしてくれたおかげ、と言い切りました。

学校や塾の先生の暖かいまなざし、親の収入、専念できる時間・・・、すべては周りの気配り。

ましてや政情不安があったら勉強どころではありませんね。

ひとつのことに集中し技能を高めていけば生きていくことができた平成という時代。

対して令和となったこれからは予測不能な未知の世界。

正解の無い世界となっていきます。

東大というブランドの通用しない世界でも生きていける知恵を身につけて欲しい。

こんな段階で満足せず次のステップに上がれという力強いメッセージが込められていました。

これまで誰も見たことのない智を生み出す智を育くめ、と。

高齢社会となり超高齢化に進みつつある日本、多くの人たちが老いに不安を抱いています。

成人病よりも、多大な迷惑をかけるであろう認知症には誰もが大きな脅威を感じています。

日頃何をしておけばよいのか、何をすれば防げるのか、それこそ正解のない世界。

そんな中、あらためて感じるのは基本となる健康なからだと、健全な精神。

3年後を見据えた日常の組み立てでしょうか。